事務所を選んだその後は-光回線工事とは
光回線工事は、「光回線のインターネットを利用するために必ず実施しなければいけない工事」です。 光回線工事が行われていない住宅内では、光ファイバーケーブルが引き込まれておらず、光回線のインターネットを利用することができません。
インターネット接続の有線と無線の違い
オフィスを開設してインターネットを用意する際に、パソコンを有線で接続するか無線で接続するか迷っている方もいるのではないでしょうか。
そこで今回はインターネットを利用する際の有線と無線のメリット、デメリットについて解説いたします。
必要なものの違い
有線接続ではパソコンとルーターをそれぞれLANケーブルで接続するので、パソコンの台数分LANケーブルが必要になります。
ルーターに用意されているLANポートの数以上にパソコンを接続したい場合はハブも必要になります。
またLANケーブルが導線の邪魔になる場合、モールなどケーブルを整理するアイテムが必要になるでしょう。
無線で接続する場合、たいていはルーターにWi-Fi機能が搭載されているので基本的には何も買い足す必要はありません。
Wi-Fi機能のあるルーターを買い足す場合でも5000円程度から市販されています。
無線の環境によっては電波をより遠くに飛ばすために中継機が必要になることもあります。
有線と無線では導入のコスト面ではそれほど大きな違いはないと言えます。
有線接続のメリット
通信速度が安定する
有線接続ではパソコンとルーターを直接接続するため、無線に比べて圧倒的に他の電波の影響を受けにくいです。
安価なLANケーブルでは周囲の影響でノイズが発生することがありますが、通信に影響を受けることはほとんどありません。
同時接続可能数が多い
有線の場合、基本的に同時接続数に限度がありません。
LANケーブルで接続するだけで台数を気にせず増やせる点がメリットです。
有線接続のデメリット
配線を考える必要がある
物理的にパソコンとルーターを接続する必要があるため、動線や建物のレイアウトを考慮して配線しなければなりません。
オフィスが広かったり、接続する台数が多くなるとかなり大変になります。
LANケーブルの消耗
LANケーブルはそれほど壊れやすいものではありませんが、気づかないうちにねじれたり摩擦などで劣化することも考えられます。
定期的な点検が必要になります。
パソコンの移動ができない
有線で接続すると基本的にその場所以外に移動しての利用は難しくなります。
会議室に移動してパソコンを使いたい場合、会議室にもLANケーブルを配線しておく必要があります。
無線接続のメリット
配線が必要ない
無線接続ではWi-Fiでインターネットに接続するため、LANケーブルの配線が必要ありません。
オフィスやデスク回りがすっきりし使い勝手が向上します。
パソコンを自由に移動できる
Wi-Fiの電波が届く範囲であれば自由にパソコンを持って移動出来るのがメリットです。
メールを素早く返したりテレビ電話なども場所を問わず行えます。
無線接続のデメリット
電波干渉をうけやすい
Wi-Fiの電波の周波数帯は多くの家電や電子機器でも使われているので、電波干渉を受けやすいのがデメリットです。
電波干渉は通信速度が落ちる原因になるので周囲の環境に注意が必要です。
有線接続に比べて通信が不安定
電波干渉のほかにも距離や壁などの物理的な原因でも通信が不安定になることがあります。
また複数の機器を同時に接続すると、電波が不安定になるのもデメリットです。
セキュリティ面
無線接続では暗号化とパスワードによりセキュリティが施されていますが、情報が漏洩するリスクは有線接続より高いことは覚えておきましょう。
以上、インターネット接続の有線と無線のメリットとデメリットをご紹介しました。
オフィスの環境や用途に合わせて接続方法を考えましょう。
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