【起業・独立】実際にオフィスが稼働するまでの流れ
起業または独立が決まり、新しく事業を始めるにあたりオフィスを用意される方は多いと思います。 そこで今回は実際にオフィスを開設し、業務をスタートできるようになるまでにどういった手続き、準備が必要なのか解説したいと思います。
NASを導入して外出先からも会社の共有フォルダにアクセスする
■NASとは
Network Attached Storageの略で、通常の外付けHDDタイプのストレージと違いネットワーク上に設置するので複数のパソコンからアクセスすることが出来、またインターネットを通して外部ネットワークからもアクセスすることができるのが大きな特徴です。
NASを導入することで外出先からも会社に置いてあるサーバーにアクセスすることができるようになります。
似た役割を持つものに「ファイルサーバー」もありますが、ファイルサーバーは柔軟にユーザー管理したり、グループを設定してアクセス制御出来たりするのに対し、NAS製品はほとんどがストレージのみの機能の為、シンプルでわかりやすくあまり知識のないユーザーでも簡単に導入できるのが特徴です。
NASの接続イメージ
今回はIODATA(アイ・オー・データ)のNASを例に上げて外出先からアクセスするまでの手順を解説したいと思います。
※IODATAのNASでは以前まではRemote ling filesというアプリケーションを使ってリモート接続(外出先からのアクセス)していましたが、2021年1月にこのアプリケーションのサポートが終了となりました。
現在はRemote link3というNAS内の機能を利用してリモート接続が可能となっています。
リモート接続の手順
リモート接続の利用にはあらかじめIOデータの提供する「IOportal」の会員登録と「Remote link3」の利用登録が必要となります。
■IOportalの会員登録をする
リモート接続を利用する場合はIOPortalの会員登録が必須となります。
下記リンクから会員登録を済ませます。
※リモート接続を利用するユーザーごとの登録は必要ありません。
※ローカルネットワークでの共有ファルダの利用には会員登録は必須ではありません。
■Remote link3の利用登録
●WindowsのエクスプローラーからNASアイコンの上で右クリック→設定画面をクリックします。
●ブラウザが立ち上がり、NASの設定画面が開きます。
※初回アクセス時はパスワードの設定を求められますので入力し設定します。
こちらのパスワードは設定画面にアクセスする度に必要となりますので忘れないように注意してください。
●設定画面が開いたら「Remote link3設定」をクリックして展開させ、「利用を開始する」をクリックします。
●Remote Link3 機能の利用が開始され、「有効」にチェックが入っていることを確認します。
■ユーザー登録をする
次にリモート接続をするためにユーザー登録を行います。
●メニュー内の「共有」をクリックして展開させ、「ユーザー設定」タブ→「+新しいユーザーの登録」をクリックします。
●ユーザー名、パスワードを入力し「OK」をクリックします。
ここでは例として「user」パスワードは適当なものを入力しています。
●新たに「user」というユーザーが登録されました。
●ユーザー登録が完了したらエクスプローラーに戻り、「LANDISK」→「ローカル」の中のLANDISKアイコンを右クリックし「リモート登録」をクリックします。
●ユーザー名、パスワードを入力するウインドウが表示されますので、先程登録したユーザー名・パスワードを入力しOKをクリックします。
キャッシュ上限サイズについては自動のままで大丈夫です。
●エラーなく登録が完了するとエクスプローラーの「LAN DISK」の中に元々あったローカルとは別に「リモート」が追加されます。
●「リモート」をクリックするとローカルと同様にLAN DISKのアイコンが表示されフォルダにアクセスすることができます。
以上、IODATAのNAS製品でのリモート接続の解説でした。
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