【PCを買い替えた時に】Outlookのアドレス帳を移行する方法
パソコンを買い替えたりしてOutlookにメールアドレスを設定しても、そのままでは元々使っていたアドレス帳は反映されません。 そこで古いパソコンから新しいパソコンへアドレス帳を移行する手順を解説します。
「Internet Explorer」と「IEモード」
Microsoftは日本時間の、2022年6月16日付でInternet Explorer（以後IE）のほぼすべてのバージョンのサポートを終了しました。
今後数か月のうちにIEのアイコンが順次「Microsoft Edge」（以後Edge）ブラウザにリダイレクトされるようになります。
なお、IEの後継であるEdgeブラウザは「Internet Explorerモード」（IEモード）を備えており、IEモードのみで動作するように作成されたコンテンツは、Egdeブラウザで同モードを有効にすると閲覧できりようになります。
・IEモードとは
長期にわたってWindowsの標準ブラウザとして利用されてきたIEですが、近年のChromeやFirefoxなどのブラウザが出てきた中でも現役で使い続けてるという人も少なくないのではないのでしょうか。
そんなIEもサポートが終了し、後継であるEdgeへの移行が進んでいます。
しかし、古いシステムを利用したり、昔のホームページにアクセスしたりする際に、他のブラウザでは対応できないケースがあります。
そんなときに便利なのが、Edgeの「IEモード」で、簡単にまとめると、IEでしか見れないサイトやシステムをEdgeで表示できるようになる機能です。
・IEモード手順
1．Edgeブラウザを起動して、右上のメニューを選択し「設定」をクリック
2．「既定のブラウザー」を選択し、「Internet Explorerモードでの再読み込みを許可」を「許可」に変更。
3．IEモードで閲覧したいページを開いたら、右上のメニューボタンから「Internet Explorerモードで再読み込みする」を選択する。
なお、組織に属しているPCは、組織の規定により、EgdeブラウザでIEモードが利用できないように設定されている可能性もある。その場合は、組織の情報システム担当部門などにIEモードを利用できるか確認する必要があります。
また、EgdeブラウザのIEモードは2029年までサポートされることが発表されているが、それ以降はEdgeブラウザでもIEコンテンツが閲覧できなくなる可能性もあります。
情報処理機構はIEコンテンツの提供者に対し、従来のIEコンテンツを「IEモード」で閲覧するように周知する必要性や、IEコンテンツをウェブ標準仕様に準拠して改修する必要があると呼びかけています。
・サポート終了後はどうなる？
サポート終了後は、セキュリティ更新プログラムというソフトウェアにあるセキュリティ上の問題を修正するために追加で提供されるプログラムの提供がなくなり、セキュリティリスクが高まります。
IEの利用者に置きましては、サポートが継続している他の一般的なブラウザ（Google ChromeやMicrosoft Edgeなど）への移行、およびコンテンツの改修等の対応が望まれます。
2029年まではIEモードという形で利用できますが、IEモード終了までの約7年間がIEベースで動く業務アプリケーションなどの移管期限ととらえることができます。
あくまでも暫定措置になりますので、この機会に今ご自身が利用しているパソコンやブラウザを見直し、徐々に新しいものへ変えていくことを検討してみてはいかがでしょうか。
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