補助金・助成金の違いとは?
新型コロナウイルスの感染拡大以降、給付金や補助金をよく耳にすると思います。
主に事業者に対して、雇用の安定や事業展開、経営の持続を目的した国や自治体から返還不要のお金になります。
申請さえすれば簡単に受けられるものから、事業計画書や提案書が必要で専門家に依頼しないといけないものまで数多くあるので、補助金・助成金の違いや内容をまとめてご紹介いたします。
補助金とは
補助金・助成金・給付金の中で補助金が一番受給までの難易度が高く、その理由としては審査が必要になるからです。
補助金の主な目的は企業の新規事業展開や新サービスに対して給付されるお金です。
なので国や自治体が出している政策や用途に沿って申請をする必要があります。
補助金によって申請期限や異なるため、新規事業展開や新サービスを展開する場合は、該当する補助金がないか調べてタイミングを見計らって申請するのがいいでしょう。
補助金の種類
補助金の種類によって内容や申請の期間が異なります。
まずはどういった補助金が存在するのかを知る必要があります。
補助金を調べるのはこちらから可能です。
いくつか例として紹介していきます。
・IT導入補助金
IT導入補助金は中小企業や小規模事業者が、売上向上、業務改善の為にITツールを導入する経費の一部(50%~75%)を補助する制度です。
ソフトフェアやクラウドからパソコン、タブレットなどのハードもIT導入補助金の対象になります。
IT導入補助金の専用ページはこちら
・事業再構築補助金
事業再構築補助金は新型コロナウイルスの蔓延に伴って、現在の事業から転換や新分野への発展など業態の変更を行う中小企業に向けた補助金になります。
レストランがデリバリーを始める際に必要な経費やBtoBからBtoCに変更する際のECサイトの運営費などがあります。
事業再構築補助金の専用ページはこちら
助成金とは
助成金の主な目的は労働環境の改善や雇用の維持、人材育成などがあります。
補助金と違い審査がないので、要件さえ満たせば受給することができますが、助成金の多くは厚生労働省が公募しているのもが多く、労働保険を支払っている企業しか受給することができません。
助成金の種類