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【パソコン初心者講座】LANケーブルはどれを選べばいいの?
インターネットを利用する際にパソコンとモデムを接続するのに使われるLANケーブル。
最近は当たり前のようにWi-Fiでの無線接続が普及していますが、やはりLANケーブルでの有線接続の方が通信は安定します。
今回は知っているようで知らないLANケーブルについて解説します。
主にインターネットを利用するためにモデムとパソコンを接続するのに使われているのがLANケーブルです。家電量販店などに行くと長さや形状などさまざまなバリエーションのLANケーブルが販売されています。
LANケーブルの規格
LANケーブルには通信規格があり、CATというカテゴリで区分されています。
CATの数字が大きくなるほど最大通信速度が速くなります。
基本的に数字の大きなものを選んでおけば間違いないですが、カテゴリが上がるほどLANケーブルの価格も高くなり、家庭や一般的なオフィスで利用するには必要のないスペックのものになってしまいます。
CATはLANケーブルのコネクタ部分付近にケーブルに印字されています。
各カテゴリの最大通信速度と特徴は以下の通りです。
CAT5
■通信速度:100Mbps(100BASE-T)
数年前までは広く流通していましたが、最近では家電量販店などでも見かけることはなくなりました。ワゴンセールやディスカウントショップなどにまだ残っているかもしれません。
買おうと思っても中々売っていませんが、積極的に選ぶ理由もありません。
CAT5e
■通信速度:1Gbps(1000BASE-T)
こちらは最大で1Gbpsの通信速度が出るのでオフィスなどでの利用にも問題はありません。
家電量販店のオンラインショップなどではまだ購入することは可能ですが、売り場の限られている店鋪では見かけることは少なくなっています。
出来るだけ費用は抑えたい場合はオンラインショップで購入するのもありかもしれません。
CAT6
■通信速度:1Gbps(1000BASE-T)
通信速度はCAT5eと変わりませんが、CAT6の周波数は2倍以上あり、より多くのデータ転送が可能となります。
価格も安価なものからラインナップされているので、特にこだわりはないけどネット環境は快適にと考えている方にはおすすめです。
CAT6a
■通信速度:10Gbps(10G-BASE-T)
最近は光回線の最大通信速度も速くなっており、例えばnuro光ではダウンロード時最大2Gbpsの速度が出ると謳っています。実際に2Gbpsの速度が出る状況はそうそうないと思いますが、CAT6までのLANケーブルでは最大で1Gbpsまでしか出ない為、そこを気にする方はCAT6A以上のLANケーブルが必要になります。
また、大画面のパソコンや液晶テレビで4K動画コンテンツを多く利用する方や、zoomなどのリモート会議などが多い方に最適です。
まだ主流ではありませんが、今後普及するとされている10Gbpsのサービスを見越してCAT6AのLANケーブルを買っておくのも良いかもしれません。
CAT7
■通信速度:10Gbps(10G-BASE-T)
CAT7はCAT6Aよりさらにノイズなどの耐性が高く、わずかなタイムラグも気にするようなオンラインゲームのプレイをされる方に選ばれているLANケーブルです。
負荷のかかる業務用サーバーの接続などにも利用されていますが、一般的なオフィス業務ではここまでのLANケーブルは必要ないと思います。
CAT8
■通信速度:40Gbps(40G-BASE-T)
現在販売されているLANケーブルの中で最上位規格です。高速で安定したネットワークを構築が可能です。
主に業務用として用意されているLANケーブルです。
LANケーブルの形状
LANケーブルは利用用途によって形状にいくつかのバリエーションがあります。
ここでは4種類の形状をご紹介します。
フラットケーブル
テープのように薄く作られているため、カーペットの下や家具の後ろの隙間などに配線しやすい形状です。
特にカーペットの下に配線した場合見た目がすっきりするだけでなく、導線上にLANケーブルを配線せざるを得ない場合でも足を引っ掛けてしまうなどの心配がなくなります。
巻取りケーブル
巻取り機構にLANケーブルがセットされているため、簡単に収納することができ持ち運びに便利です。
LANケーブルを持ち運ぶ必要がある場合はこちらがおすすめです。
高屈曲ケーブル
折れ曲がりに強いケーブルで、コネクタ部の爪も折れにくい作りになっています。
折れ曲がりを気にするような配線になる場合はこちらがおすすめです。
屋外用ケーブル
1階と2階を窓を通じて接続したり、配線が屋外になってしまう場合は屋外用のLANケーブルが必要になります。
LANケーブルの「単線」と「より線」
また、LANケーブルには単線とより線の2種類があります。
単線
単線は通信が安定するので配線が長くなる場合におすすめです。
デメリットは単線はケーブル自体が固くなるため取り回しにくい点です。
より線
より線はケーブルがやわらかいのが特徴です。
単線に比べると通信の安定性は劣りますが、短い配線であれば一般的な利用には何も問題ありません。
選ぶ基準としては5m以下の配線ではより線、それ以上の配線であれば単線を選んでおけば間違いありません。
まとめ
LANケーブルにもたくさんの規格と形状があります。
ネットの速度が思ったように出ていない場合LANケーブルが原因かもしれません。
ご自身の環境によって適したLANケーブルを選び、快適にパソコンを利用できるようにしましょう。
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