近頃、各メデイアで『風の時代』という言葉を聞きませんか?
今流行っているYouTubeでも『風の時代』について
語られているのをよく見かけます。
私自身、元々占いが好きで
今年の運勢を見たり、宝くじを購入する際に
今日の運勢を確認したりしますが
ビジネス本でも『風の時代』について多く語られていることから
普段は占いに興味がない方も、気になっている話題ではないでしょうか。
本日は、占いにより今年の運勢を占うわけではなく最近読ませて頂いた
【「風の時代」に自分を最適化する方法】
から感じた、これからのビジネスについてを
少し記載させて頂きたいと思います。
そもそも『風の時代』の前は何の時代で
どんな時代と言われていたのか?
土の時代は、土地や財産、地位や学歴などをに
価値があると考えられている時代でした。
例えば、アイデアがあり企業したい!や、歌に自信があるから
歌手になりたいと思っていても、約20年前はまだインターネットが
ここまで普及しておらず、自分の才能を不特定多数の人に
アピールすることができず、どこかの誰かに見せ、承認を受けたりする必要がありました。
そのためにはアポイントが必要や、そのアポイントを取るためにはそれなりのポジションが必要、とそれなりの時間と労力をかけないと“アイデアや才能を届けること”すらも難しい時代でした。
そして世の中が進むと、時には権力が集中し適正な新陳代謝が起きずに“腐敗”する可能性すらありました。ただ、その代わりと企業で働くことが一定の“身分・終身雇用”を生み、また社会保障もできてきたことによって、生活基盤が歴史上初めてと言っていいほどに安定しました。
これにより、明日の食事のことを考えるのではなく、もうすこし未来のプランを考えたり、アクションを起こすことに繫がったといえます。そうした安定感は子供の進学やローンを組んで住宅を買う等を市民レベルでも可能にし、子供の教育や資産形成においても強力な追い風をもたらしました。特に土の時代の終盤、2009年には四年制大学進学率が50%を超え、多くの人たちが“学力・学歴という未来への投資”を行う時代へと繫がった時代だったといえます。
では、これからの『風の時代』はどのように
変化していくのかを後編にてお話させて頂きたいと思います。