【作業効率のアップに】紙折機導入のメリットと注意点
業務の中で請求書やDMなどの書類を封筒に入れたりするために折る作業もあるかと思います。
業種によってはその作業が毎日何百枚以上も発生する事も珍しくありません。
もし、あなたの会社でそのような作業が大量に発生していて、全て手作業でこなしているとしたら紙折機の導入を検討してみてはいかがでしょうか。
紙折機とは
紙折機とはその名の通り、紙を折ってくれる機械です。
一般的なオフィスで使われるものには大きく分けて、全て自動で紙を折ってくれる全自動紙折機と、サイズ・折り方などを手動で入力する紙折機があります。
全自動紙折機であれば、折りたい書類を紙折機にセットすればあとはボタンを押すだけであっという間に書類を折ってくれます。
例えば500枚の紙を手作業で折った場合、単純な二つ折りで1枚あたり5秒で折れたとしても、500枚だと 5秒×500枚=2500秒 =40分ほど掛かってしまいます。
対して、紙折機を使用すれば機種にもよりますが、だいたい1分間に250枚ほど折る事ができますので500枚を2分で折り終える事が可能になります。
折り方の種類
書類の折り方も様々ありますが、オフィス業務の中で必要とされるものは基本的に揃っています。
代表的な折り方は以下の通りです。
予め用意されている折り方以外にも、任意のサイズを指定して折ることも出来るので、ほとんどの折る作業に柔軟に対応する事が可能です。
紙折機の価格
紙折機は様々なメーカーから発売されており、簡単なものであれば数万円程度のものもありますが、業務で毎日何百・何千と折るには耐久性に不安がありますので、ちゃんとしたそれなりのものを選ぶことをおすすめします。
例として新聞折り込みのチラシを折ったり折り込んだりする機械の新聞配達店への導入シェア70%以上を誇る、デュプロの紙折機(ペーパーフォルダ)ですとだいたい40万円〜の価格設定となっています。
業務用の紙折機は高額な機械になるので、ほとんどのオフィスではリースで導入されています。
紙折機導入の注意点
ここまで紹介してきて、とても便利な紙折機ですが、実際に導入するにあたっては注意点もあります。
設置スペース
まず、大きさです。
例えば、先程紹介したデュプロの紙折機だと
使用時 1,193(W)×587(D)×541(H)mm
収納時 806(W)×587(D)×541(H)mm
(DF-1300の場合)
となっています。
なので設置するスペースはそれなりに必要になります。
作動時の音
次に音です。
紙を折って排出するのにまあまあ大きい音が出ます。
作業する環境によってもうるさいと感じるかどうかは変わってくると思いますが、紙折機が動いているすぐ横で電話はしにくいかもしれません。
(左から給紙した紙を右から排紙しています)
紙を折る速度を落とす静音モードを搭載しているモデルもありますし、そもそも紙を折るスピードはとても早く、すぐに完了してしまうので工夫すればそれほど煩わしく感じるポイントではないかもしれません。
まとめ
紙折機は操作も構造もシンプルで複雑なネットワークの接続などもないので、導入したその日から誰でもすぐに扱うことができます。
作業時間が大幅に短縮されれば、残業がなくなったり、空いた時間を他の重要な業務に割り当てることができるようになり、オフィス全体での業務効率がアップします。
リースでの導入なら初期費用も掛からないので、折る作業の多いオフィスでは積極的に導入をおすすめします。