【万が一の時にも安心】パソコンのデータのバックアップ
今やビジネスにおいてパソコンは必要不可欠なツールです。
そのパソコンの中にはビジネスに関する大切なファイルがたくさん保存されていることかと思います。
しかしながらパソコンは精密機器であるため、例えばノートパソコンであれば落下させて壊してしまったり、デスクトップパソコンであっても浸水させて壊してしまうような物理的な要因で故障させてしまうことがあります。
また、間違ってデータを削除したり、上書きしてしまったりといった人為的なミスによるデータの消失などもあります。
壊れたパソコンは買い替えることはできますが、データは完全に削除してしまうと代わりを用意することができない場合がほとんどです。
そういった不足の事態に備えて、日頃からデータをバックアップしておくことはビジネスでパソコンを使う場合は必須と言えます。
バックアップにもいくつか方法はありますが、今回は2種類の方法を紹介したいと思います。
HDD(ハードディスクドライブ)にバックアップする
HDDを買ってきてパソコンと接続し、その中にパソコンのデータのバックアップを保存します。
ここで注意しないといけないのは、パソコンの内蔵容量より大きい容量のHDDを用意しなければならないということです。
パソコン内の一部のデータだけをバックアップしたいということでしたら容量の小さなHDDでも問題ないですが、おすすめはパソコンよりも大きな容量のHDDを用意しパソコンのデータを丸ごとバックアップすることです。
Windowsであれば「バックアップの設定」、Macであれば「TimeMachine」からバックアップをすることができます。
一度バックアップの設定を行えば、あとは普通にパソコンを使用しているだけで自動的にバックアップを取ってくれます。
クラウドストレージにバックアップする
もう一つの方法は、クラウドストレージを利用する方法です。
DropboxやOneDriveといったクラウドストレージにバックアップを保存しておけば、パソコンが故障して起動しなくなった場合でも、別のパソコンからログインすることでデータにアクセスすることができます。
ただし、多くのクラウドストレージサービスは無料で利用できる容量は限られています。
無料で利用したいと考えている場合はパソコン全体のバックアップには容量が足りないので、必要なデータのみを保存するといった使い方になります。
もちろん有料プランを契約してパソコン全体をバックアップするという使い方も可能です。
クラウドストレージもパソコンの通常フォルダのように扱えるので、バックアップを取っておきたいデータを該当のフォルダに保存しておくだけでOKです。
また、クラウドストレージを利用するメリットとして、出先で急にデータが必要になった場合もクラウドに保存しておけばアクセス、ダウンロードしてデータを扱うことができます。
まとめ
大事なデータだけを選んでバックアップ取る方法も、バックアップを全く取らないよりは良いですが、出来たらパソコン全体をバックアップしておくと思わぬデータの消失に対応できます。
万一の事態に貴重なビジネスチャンスを逃すことにならないよう、パソコンのバックアップは最優先で用意しておきましょう。